日本で行われている歯科治療の3分の2が、すでに治療された歯の再治療だという事実をご存じでしょうか?
今までは、虫歯や歯周病の治療に有効なのは「早期発見・早期治療」と言われていましたが、実は早期治療で完治しても、再治療になる場合が多くあります。
なぜなら、虫歯や歯周病は細菌感染によって起こる病気だからです。
いくら良い治療を早めにしても、原因となる細菌を減らさなければ時間の経過とともに再感染が起こってしまい、再治療が必要になってしまうのです。細菌の再感染、そして再治療を防ぐために重要なのが予防歯科です。
欧米の歯科先進国では、予防のために歯科医院に定期的に通院することは当たり前になっており、日本国内でも予防の必要性が徐々に認識されてきています。